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ー溶接の国家資格「ガス溶接作業主任者」の取り方やメリットの解説ー

2024.02.23

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ガス溶接の作業主任者とは、ガス集合溶接装置やアセチレン溶接を用いて金属の溶接を行う国家資格です。

溶接のなかでも高度な資格で、ガス溶接を使うさまざまな現場で求められます。

この記事では、作業主任者の資格の取り方や強味などを紹介していますので、興味がある方はぜひ参考にしてください。

 

「ガス溶接作業主任者」とはどんな資格?

ガス溶接においての作業主任者の資格とは、溶接作業をガスを使って行う場合に必要な国家資格です。

ガス溶接の作業は火災や爆発などの危険が伴うため、安全に配慮する必要があります。

労働安全衛生法によって、ガス集合溶接の装置やアセチレン溶接の装置を使用する現場には、この免許を持っている者から事業者が選任することになっています。

 

作業主任者は現場を指揮する立場として、作業者の指導や監督を行い、事故の防止に努めなければなりません。

この資格は溶接に関する専門的な知識を持つので、多くの分野で活躍できるニーズの高さがあります。

 

「ガス溶接技能者」との違いは?

溶接とは金属などの材料を熱や圧力で接合する技術のことで、その方法にはさまざまな種類があり、なかでもガスを使って溶接する方法を「ガス溶接」といいます。

ガス溶接は可燃性ガスと酸素を燃焼させ、発生する熱で材料を溶かして接合する方法です。

 

ガス溶接を行うための資格には「ガス溶接作業主任者」のほかに「ガス溶接技能者」の2種類があります。それぞれの違いは以下の通りです。

 

ガス溶接技能者

この資格を取得するためには、ガス溶接の技能講習を修了して試験に合格する必要があります。

ガスボンベに充填されたアセチレンなどのガスと酸素を混合し、燃焼させた炎を使用して溶接します。

ただし、アセチレン溶接やガス集合溶接装置などの特殊な設備を使用する場合は、ガス溶接作業主任者の指揮下でなければなりません。

 

ガス溶接作業主任者

この資格を取得するためには、学科試験に合格し、免許を交付される必要があります。

この資格はガス溶接技能者の上位にあたり、溶接の現場で作業者へ指揮を執る責任者です。

作業主任者は、ガス集合溶接の装置や、アセチレン溶接の装置など特殊な設備の取り扱いや管理を行います。

 

「ガス溶接作業主任者」はこんな人におすすめ

この資格はすでに溶接の仕事をしていて、キャリアアップなどの目標がある人におすすめです。

受験するための条件はありませんが、免許申請には一定の条件を満たす必要があるためです。

 

条件とはガス溶接技能の講習が修了したあと、ガス溶接の業務への従事が3年以上経験がある者。または溶接に関する学科を専攻していることや、大学や高専を卒業した者など、いくつか定められています。

経験や学歴など、場合によっては難しい条件のため簡単に取得できるものではありません。その分専門性を高めることができる資格です。

 

「ガス溶接作業主任者」の資格取得の強味とニーズ

この資格はガス溶接の知識だけでなく、作業の管理や作業者への指導のために必要です。作業者や現場の状況を把握し、適切な指示や判断が求められます。

また、溶接作業に使う可燃性のガス(水素・アセチレン・メタン・石炭・LP・都市ガスなど)は爆発や発火の危険があります。

労働安全衛生法施行令第20条第10号で規定されているため、必須とされる人材です。

 

作業主任者の資格は転職にも大きな強味になります。

この資格を取るために必要なのは、3年以上の実務経験と専門の知識で、簡単に取れる資格ではありません。その分ガス溶接の現場で必要になる人材なので、資格を持っていれば昇給や昇格のチャンスが増えるでしょう。

作業主任者の人材は高い需要があるため、建設現場や製造工場をはじめ、さまざまな分野で活躍が期待できます。

 

「ガス溶接作業主任者」になるには?

作業主任者になるためには国家試験に合格し、免許を取得する必要があります。

 

難易度や受験資格と注意点

この資格試験は、学科のみで実技を行う試験はありません。

これは作業主任者の資格が、現場の管理や指揮を行う資格であって、実際に作業主任者が溶接作業を行うわけではないからです。

 

作業主任者の資格試験は、溶接装置や可燃性ガスの知識と、ガス溶接業務に対する知識や関係法令などに関する学科試験です。

選択式の問題が出題され、合格率は85%前後と高く、独学でも十分に対策できます。

そのため試験の難易度としては、比較的合格しやすいといえるでしょう。

 

ただし免許の申請に条件があり、ガス溶接の実務経験や学歴などの要項を満たさなければ取得できません。

業務経験の期間は3年で、ガス溶接の技能講習を修了後に経験を有していること、溶接の学科を専攻していることなどがあります。

実務経験を証明する書類には、ガス溶接技能講習修了証や卒業証明書、事業者証明書などの規定があるので、あらかじめ調べておきましょう。

 

作業主任者の取得試験は、6月と12月に実施されます。

試験は学科のみで、ガス溶接の業務と関係法規の知識に関する選択式の出題です。

試験時間は3時間で、合格するには全体の60%以上と各科目の40%以上の正解が必要になります。

 

この免許試験の勉強方法は、市販されているテキストや過去問を使って各科目のキーワードを覚えることが効果的です。また一部の科目は、溶接に関する学科を卒業することなどで免除されます。

 

免除を受けられる条件

作業主任者の試験では、以下のような条件を満たすと4科目中2科目の免除を受けられます。

 

・溶接に関する学科を専攻していて大学や高専を卒業した者、またそのあと1年以上ガス溶接の仕事をした者

・構造物鉄工や配管などの職業訓練指導員の免許を取得している者

・普通課程の職業訓練(金属加工溶接科)を修了し、その後ガス溶接の業務に2年以上従事したことがある者

・鉄工または建築板金もしくは工場板金や配管の1級の技能試験に合格したあと、1年以上ガス溶接の仕事をした者

 

まとめ

ガス溶接の作業主任者はガス溶接の上位資格で、この資格を取得することでガス溶接を使うさまざまな現場で活躍できます。

ガス溶接を使う職場で必要な人材なので、 スキルを高めてキャリアアップを目指したい人にはぴったりの資格です。

受験資格がある人はぜひチャレンジしてみてください。

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