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ー溶接作業での服装は?作業着に適した素材や防炎性について解説!ー

2024.02.16

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溶接作業では、火花から体を保護するために適切な服装をすることが大切です。

しかし防炎性が重要とわかっていても、防炎・難燃・耐熱の違いがどんなものなのか、詳しくは知らない人も多いのではないでしょうか。

この記事では溶接作業に適した服装や素材の特徴、防炎性について詳しく解説します。

溶接作業での服装選びに悩んでいる人は参考にしてください。

 

溶接現場での服装の重要性

溶接作業時の服装は、非常に重要な役割を持っています。

溶接の現場では熱や飛散する金属(スパッタ)が発生するため、作業者は常に危険性が高い状態にあります。

火傷や炎症などの深刻なケガを防ぎ、作業者の安全を確保する服装の役割は特に大きいでしょう。

 

また作業者が汗をかいても快適な通気性の良さや、ストレッチ性のある素材で動きが制限されないなど、作業を損なわない役割もあります。

このように、機能面で作業中のストレスや疲労を軽減し、集中力の維持に役立ちます。

溶接現場での服装は、単なる制服ではなく作業者の安全と快適さに直結する重要な要素です。

 

溶接作業に適した作業着の選び方

作業着を選ぶ際には、防炎・難燃・耐熱の性能や、素材の特徴を理解しておくと失敗がありません。以下でそれぞれの特性を詳しく解説します。

 

防炎・難燃・耐熱の違い

防炎・難燃・耐熱、どの素材も燃焼を遅らせるだけで完全に燃えないわけではありません。

 

【防炎】

防炎素材は、繊維が火に触れてもその部分の繊維が燃え抜け、火が燃え広がることを防ぐ性質の素材です。

防炎素材は繊維の表面に特殊な化学物質がコーティングされ、燃焼時に発生する熱を吸収して燃え広がることを抑えます。

 

【難燃】

難燃素材は素材そのものが燃えにくい性質を持ち、燃え広がりを抑えることができます。

仮に火がついても繊維が燃えて抜け落ちるということがありません。

難燃素材は高温で繊維が分解するのを防ぎ、火災の影響を最小限に抑えます。

 

【耐熱】

耐熱素材は、高温に晒されたときに素材が変形や破損することを防ぐ性質があります。

高温環境で素材が変形したり劣化したりしないため、溶接など火に関係する現場の作業着として採用されることが多い素材です。

 

作業服によく使われる素材の特徴

作業着に多く使われる綿やポリエステルの素材には次のような特徴があります。

 

【綿素材】

綿素材は自然素材で肌に優しい着心地の良さと、吸水性・通気性が高い特徴があります。

これにより作業中に発生する汗や湿気を素早く吸収し、外部に放出してくれるので、汗をかきやすい人にも快適に着用できます。

また綿素材は熱に強いため、溶接や電気工事などの火気を扱う作業におすすめの素材です。

 

【ポリエステル素材】

ポリエステル素材は非常に優れた耐久性を持ちます。

繊維の強度が高く摩擦や引っ張りに対しても頑丈で、長期間の使用に耐えることができる丈夫さは作業着の素材として最適です。

ポリエステル素材はシワになりにくい点も魅力で、アイロンの使用が必須ではなくメンテナンスの手間が軽減されます。

 

ポリエステル素材の注意点

耐久性に優れ作業着に適したポリエステル素材は、素材の特徴により溶接の現場では注意が必要になります。

 

【火に弱く燃えやすい】

ポリエステルは熱に対して比較的融点が低く、火花や高温の溶接作業によって発生する熱や火に対して耐性が低い素材です。

溶接作業現場では、スパッタと呼ばれる高温の金属片などが飛散しやすいため、ポリエステル素材に接触すると引火を引き起こす可能性があります。

 

【静電気が起きやすい】

ポリエステルは、摩擦によって静電気を発生しやすい素材です。

溶接の作業は、金属部品や溶融金属との摩擦が頻繁に発生するため、作業時の服装が帯電しやすくなります。

静電気の放電は、周囲の爆発性ガスや粉塵との相互作用によって火災や爆発を起こしかねないので注意しましょう。

 

作業着の種類

作業着といっても用途によってさまざまなタイプに分かれています。

特徴を考え、作業内容に合った服装を選びましょう。

 

つなぎ

作業着のつなぎタイプは、上下が一体化していて全身を覆う形状です。

通常フロントにジッパーやボタンがあり着脱が容易で、全身をカバーするため、肌の露出が少なく作業中の安全性が高い特徴があります。

 

ジャケット

ジャケットタイプの作業着は、つなぎタイプに比べて着脱がしやすいのが大きな利点です。

気温や作業内容に合わせてジャケットだけを着用するといった使い方もできます。

またベストタイプや空調服など、種類が豊富という特徴もあります。

 

シャツ

シャツタイプの作業着は長袖と半袖があり、作業環境や季節に応じて選ぶことができます。

シャツのほかにポロシャツタイプもあり、軽い着心地と吸水性に優れ春や夏に人気です。

ジャケットタイプの下にインナーとしても着用できるのでオールシーズン使えます。

 

ズボン

ズボンタイプの作業着は、スラックスタイプとカーゴパンツタイプの2種類があります。

スラックスタイプは、腰まわりがゆったりして動きやすいのが特徴で、カーゴパンツタイプは腿の部分にポケットがあり、工具などを入れられ機能的です。

 

作業着以外の服装

身体用保護具には作業着以外にも次のような種類があり、用途によって使い分けます。

 

【溶接エプロン】

溶接エプロンは、溶接作業中に発生する火花や溶融金属から体を保護するための装備です。一般的にフルエプロンの形状で、前面と背面を覆い首から吊るすように着用します。

耐熱性の高い素材で作られていて、皮革や防炎性のあるキャンバス地、耐熱加工が施された綿やポリエステルなどが使われます。

 

【溶接用腕カバー】

溶接用腕カバーは、溶接作業中の火花や溶融金属から腕を保護するための装備です。

筒状の形状で手首から上腕部までを覆い、腕全体をしっかりと保護します。

キャンバス地やフランネルなどの加工が施された耐熱性の高い素材で作られています。

 

【溶接用足カバー】

溶接用足カバーは、溶接作業中の火花や溶融金属から足を保護する装備です。

一般的には、靴下のような形状で足全体を包み込むようになっており、足首や脛部分、膝上までをしっかりと保護します。

耐熱加工が施された綿やポリエステルなどで作られています。

 

まとめ

溶接作業の服装は、作業者の安全を守るために素材や防炎性などを理解するのが大切です。

安全面だけではなく形状や耐久性などの機能面も、ストレスなく作業をするために重要なポイントです。

この記事を参考に用途に合った服装を選び、安全第一を心がけましょう。

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