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ー溶接でやけどをしてしまった!処置方法や対策について解説ー

2024.03.29

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「溶接でやけどをした場合の処置方法は?」

「やけどの予防方法を知りたい」

 

溶接作業には危険がつきもの。正しい方法で作業をしていなければ、やけどのリスクがあります。

 

やけどの原因は、火花が服に入ったり、母材に近づいたりすることです。ただし、適切な対策をすることで、予防できます。

 

今回は、溶接でやけどをする原因や対策、やけど以外に気をつけるべきことについて、わかりやすく説明します。

 

溶接でやけどをする要因3つ 

まずは、溶接でやけどをする要因を3つにわけて説明します。

 

1.火花(スパッタ)が服の中に入る 

1つ目は、溶接時に飛散した火花(スパッタ)に触れることです。

 

溶接では、溶けた金属が周囲に飛散します。 その飛散したものが粒状に固まったものがスパッタです。

 

スパッタは目に見える小さなかたまりであり、その温度は約1,500℃以上です。飛散している間に温度は下がるものの、肌に触れると当然やけどをします。

 

手袋の袖や靴のすき間から入ってやけどをするケースがほとんどです。

 

2.溶接直後の鉄に触れる 

2つ目は、溶接直後の冷めていない鉄に触れることです。

 

溶接した直後の鉄は、約1,500℃の高温です。そのため、しばらくは不用意に触れないようにしましょう。

 

3.溶接点に近づきすぎる 

3つ目は、溶接点に近づきすぎることです。

 

細かい作業をしたり、母材を抑えたりする際は溶接点に手が近づくことがあるでしょう。ただし近づきすぎると、スパッタにに触れる確率も上がるため避けてください。

 

溶接でやけどをした場合の処置方法とは?

ここでは、溶接でやけどをしてしまった場合の処置方法について説明します。

 

やけどを冷やす

やけどを負ったら、まずは冷やすことが大切です。

 

ここで大切なポイントは、衣服の上から冷やすことです。衣服を無理やり脱ごうとすると、皮膚や水ぶくれが破けてしまうかもしれません。

 

水ぶくれが破れると、痛みが発生し傷が治るまでに時間がかかってしまいます。そのため、どのようなやけどであっても衣服の上から冷やすようにしましょう。また、冷やしすぎは凍傷を引き起こす危険性があります。そのため、衣服の上から15〜30分ほどを目安に冷やしてください。

 

また、患部にアクセサリーがついている場合は、後ほど腫れる可能性があるため、外して置くようにしましょう。

 

医師の診断を受ける 

やけどを冷やした後は、速やかに医師の診察を受けましょう。

 

やけどの具合を素人が判断することは危険です。見た目は軽そうに見えていたものの、数日したら悪化したケースも多く見られます。また、病院を受診しなかったことで、やけどの跡が残ってしまう場合もあります。

 

自分で勝手に判断せず、医師から適切な治療を受けるようにしましょう。

 

やけどを予防できる2つの対策方法 

やけどは、未然に防ぐことが大切です。ここでは、対策方法について解説します。

 

1.日焼け止めクリームを塗る 

1つ目は、日焼け止めクリームを塗ることです。

 

溶接の光や熱による日焼けは、やけどの一種です。強い日焼けは、肌トラブルや皮膚の病気を引き起こします。

 

日焼け止めは、紫外線を防ぐ効果が強い「SPF50」かつ、汗や水に強い「ウォータープルーフ」を選ぶようにしましょう。

 

2.作業着を正しく着用する 

2つ目は、作業着を適切に着用することです。

 

溶接における服装は法令で定められているため、ルールに沿った服装を心がけてください。

 

作業着に加えて、安全グッズを併用するのも良いでしょう。たとえば、スパッタの侵入を防ぐために袖口をしぼった革手袋や、スパッタを受け止める溶接火花受けシートなどがあります。

 

作業を開始する前は、作業着が適切に着用できているかを必ず確認し、やけどから体を守りましょう。

 

やけど以外に注意が必要な健康障害 

溶接においては、やけど以外にも留意しておくべき健康障害のリスクがあります。

 

赤外線や紫外線による目の障害 

溶接中に発生する光には、強い赤外線と紫外線が含まれており、目に当たることで障害を引き起こす可能性があります。

 

赤外線は、長時間目に入ることで、視力が低下する「白内障」を引き起こすといわれています。また、紫外線は、目がゴロゴロし、痛みを伴って眠れなくなる炎症である「電気性眼炎」につながるとされているのです。

 

これらの障害を防ぐためには、目を保護する道具を、適切に使用することが大切です。

 

ヒュームによるじん肺や中毒症 

溶接中に発生する煙に存在するヒュームを吸い込むことで、「じん肺」や呼吸系疾患の発症へとつながるかもしれません。

 

ヒュームとは、溶接で溶かされた金属から出た蒸気や、その蒸気と酸素や窒素が混ざったものを指し、多量に吸い込むことで中毒を起こします。そして、ヒュームが肺にたまることで、じん肺を引き起こすのです。

 

じん肺は、肺の機能が低下していく病気で、悪化すると呼吸困難に至ります。

 

溶接中にマスクをしていない場合は、無意識にヒュームを吸っている場合があるため、注意が必要です。

 

じん肺やその他の病気を防ぐために、溶接中は溶接マスクを正しく着用し、定期的に健康診断を受けるようにしましょう。

 

感電 

アーク溶接中に導電部に触れることで、感電する危険性があります。

 

アーク溶接中は、作業を中断している際においても、電圧は出力している状態です。そのため、触れてしまうと感電する可能性があり、最悪の場合死に至ることもあります。

 

感電した場合、電流の大きさや通電時間、電流の種類によって具合は異なります。大きい電流の場合は、筋肉がけいれんしたり神経がまひしたりなどの大事故につながることも。

 

また、濡れた手袋で触った場合は、感電リスクがさらに高まります。

 

感電を防ぐためには、作業終了後ただちに電源を切ることを忘れないことです。作業前に、溶接機のスイッチや溶接棒の位置を確認しておき、終了時に電源オフにすることを徹底してください。

 

また、濡れた作業服も危険要素であるため、乾いた作業服と安全な靴、保護手袋など適切な作業着を着用するようにしましょう。

 

まとめ

今回は、溶接におけるやけどの要因や対策、さらにやけど以外に注意するべき健康リスクについて紹介しました。

 

やけどは、火花が散ったり、機械に誤って触れたりすることが原因です。しかし、対策を講じることで、予防できます。

 

溶接作業にかかわる際や、安全対策について確認する際は、この記事をぜひ参考にして観てください。

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